リアス・アーク美術館は、宮城県が県土の均衡ある発展をはかるため、地域活性化対策事業として「広域圏活性化プロジェクト事業」を創設し、当気仙沼本吉広域圏が選定要望を行った「地域文化創造プロジェクト事業」の中核施設として、宮城県が整備を行い、施設の管理運営を当時の圏域一市五町で構成する気仙沼・本吉地域広域行政事務組合が行っておりましたが、平成16年5月31日に財産一式が県から組合に無償譲与されました。なお、現在市町村合併により、構成市町は気仙沼市、本吉町、南三陸町の1市2町となっております。

プロジェクト事業の中核施設である「リアス・アーク美術館」は、地域における文化創造活動の拠点施設として、圏域の住民に質の高い芸術文化に触れる機会の提供と、住民の創作活動や発表の場の提供を通じ、美術的な視点から個性豊かな圏域文化を創造しようとするものです。

気仙沼市の中心部から南西2.5km、気仙沼湾を見下ろす丘陵地帯の一角にあります。設計は、早稲田大学理工学部建築学科の石山修武研究室があたり、建物内部は総3階建てに屋上庭園を有します。総面積は4601.22u。平成5年に日本建築学会賞を受賞しています。

企画事業による様々な分野の美術作品の鑑賞、圏域住民の創造活動の発表する場としての展示室(企画展示室・圏域ギャラリー)。住民の創作活動の支援や公開ゼミナールを行うワークショップ。美術作品の恒常的な展示と圏域内に内在する文化資源を公開するアークギャラリー。高画質による芸術作品の鑑賞や視聴覚映像作品を上映するハイビジョンギャラリー。小規模な個展を恒常的に行えるコモンホール。全国250館の展覧会図録と美術関係図書を備えた図書閲覧室。気仙沼湾を望むレストラン。英国製ペーパークラフトや水生生物の各種グッズ、展覧会図録などを販売しているアークショップ。など、リアス・アーク美術館は様々な機能を持ち合わせた複合施設です。


シンボルマーク・ロゴ
デザイン : アキタ・カン・デザイン
入り組んだ海岸線と海、そこに浮かぶ方舟のイメージ

早稲田大学建築学科石山修武研究室が設計に当たりました。丘陵地という立地条件から上部1フロア・下部3フロアと、建築構造が工夫されています。内壁にはコンクリートや日本伝統技術の漆喰壁を用い、外壁には飛行機に使用されるアルミ合金パネルを用いるなど、新旧の技術が調和したユニークな建築です。外部、内部の至る場所には様々なディテールが施され、見る者に新鮮な驚きを与えます。1995年、日本建築学会賞を受賞しています。

 

リアス・アーク美術館  〒988-0171宮城県気仙沼市赤岩牧沢138-5
 TEL : 0226-24-1611  FAX : 0226-24-1448  E-Mail : postmaster@riasark.com